善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

春だけの蝶 ツマキチョウ

月曜日朝の善福寺公園は快晴。きょうもポカポカ陽気。

ソメイヨシノはだいぶ葉ザクラになったが、まだまだ見ごろ。
ギイコウ(御衣黄)ザクラが咲いていた。
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薄い緑色の花を咲かせる。

こちらはピンクのサクラとヤマザクラのグラデーション。
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チャッチャッとウグイスの地鳴き。
いました。ヨシの中から顔を出したところ。
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一時期盛んにヘタクソながらホーホケキョと鳴いていたが、このところ地鳴きしか聞かない。
お相手がいないのか?
噂話が聞こえたのか、飛び立ったところ。さすがにスマートな体型。
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けさはチョウがあちこちで飛んでいた。
善福寺公園では、今年はきのう初めてチョウを見たから、初見2日目?
どれも白くてモンシロチョウっぽい。
モンシロチョウの初見日は気象庁が記録しているはず、と調べると、ほかの都市のはあるのに東京はない。
もうやめちゃったのか?
ちなみに東京に近い横浜は去年は4月14日だったが今年はまだ報告がない。(4月2日現在)

白っぽいチョウが枝に止まった。
よーく見るとモンシロチョウよりちょっと小さく、はじっこが黄色い。
帰って調べたらツマキチョウだった。
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年に1回、春だけにあらわれるチョウという。
モンシロチョウより一回り小さく、雄は前翅の先端が黄色。ツマが黄色いのでツマキチョウ(褄黄蝶)というわけか。だが雌は灰色だという。
さらに後翅の裏は「草ずり模様」といって複雑な編み目模様みたいになっている。
最初見たときとろろ昆布でも乗っかっているかと思ったほどだ。
この網み目模様のおかげで、枯草の中に止まると紛れて見つかりにくくなるんだとか。
エライ!