善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「イースター・パレード」

オーストラリアの赤ワイン「ジービー・88・カベルネ・ソーヴィニヨン(GB 88 CABERNET SAUVIGNON)2016」
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オーストラリアのワイン産地バロッサを代表する5世代続く醸造家一族が手掛けるワイナリー。
エレガントなオークの香りときめ細かいタンニンが魅力だとか。
飲みやすい味。

ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「イースター・パレード」。
1948年製作。70年近く前の映画だが、すでにテクニカルカラーとなっている。
監督はチャールズ・ウォルターズ。出演はジュディ・ガーランドフレッド・アステアほか。
もともとジーン・ケリーが主役のはずだったが、ケガのためアステアに交代したという。

歌と踊りがすばらしく楽しい。

しかし、ワタシ的に気に入ったのは、レストランの給仕、フランソワ役のジュールス・マンシン。
映画では、店を訪れた登場人物たちがいつも何も注文せずに帰ってしまうが、それでも「最高のおもてなしをしよう」と笑顔を絶やさないフランソワ。
そして最高傑作が、店を訪れたジュディ・ガーランドフレッド・アステアにフランソワ家直伝の「シーザー・サラダ」の作り方を身振り手振りで教える場面。

フレッシュな春野菜を用意しまして、スパイスはインド産、ハーブはアフリカ産、パテはフランス産、そして卵はニワトリ産。
ガーリックはボールにこすり付けまして(ついでに自分の顔にもすりつける)、レモン果汁を冷酷無常に振りかけて、チーズはパッパと豪快に振りかけます。バミューダ産の玉ねぎをスライスしたら、全体を混ぜては投げ、混ぜては投げを繰り返して、おいしいサラダの出来上がり!

この場面、見ている方も大笑いしてしまった。
ジュールス・マンシンという役者、だれかに似ているなーと思ったら、たまにテレビで見るタレントの アンドレア・ポンピリオだった。