善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミ 愛の劇場・第一部

木曜日朝の善福寺公園は曇り。その後は日が差してくるが、北風が冷たい。

 

けさの上池のカワセミは、まずはいつものエサ場に若いB2くんらしきオス。f:id:macchi105:20220224093657j:plain

 

池をめぐるがメスらしい姿はなく、いつもの端っこに、池に背を向けた三郎くんらしいオス。

どこか背中が寂しい。f:id:macchi105:20220224093905j:plain

 

下池に向かっていると、水辺で水でも飲んでいたのか、モズがすばやく枝に飛び移った。f:id:macchi105:20220224093934j:plain

このあたりをテリトリーにしているオスのようだ。

盛んに下をにらんでいる。f:id:macchi105:20220224093957j:plain

エサを探しているのか。f:id:macchi105:20220224094014j:plain

 

下池をめぐっていると、いつも同じ場所で同じ恰好をしているアオサギの飾りバネが揺れていた。f:id:macchi105:20220224094044j:plain

 

下池を1周してふたたび水場に差しかかると、キセキレイが土手にあいた穴に首をつっこんでいた。f:id:macchi105:20220224094120j:plain

その後もエサを探して垂直の土手を伝っていく。なんて起用。

やがて水辺を移動しながらエサを探していた。f:id:macchi105:20220224094140j:plain

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ふたたび上池に戻ると、さきほども端っこにいた三郎くんが同じようなエリアにいる。f:id:macchi105:20220224094228j:plain

 

B2くんはどうしただろうと彼のエサ場に近づくと、何と、すぐそばにメスのH子がやってきていた。

右上がB2くんで、左下がH子ちゃん。f:id:macchi105:20220224094405j:plain

積極的なのはH子のほうで、しきりに何か訴えかけている。

愛の告白か?

H子は少しずつB2くんに接近していくのだが、少しずつ離れようとするB2くん。

B2くんはメスには興味がないのか、それともわざと知らんぷりして相手をますますその気にさせる恋の駆け引きか?

 

B2くんが少し離れたところに逃げていくと、H子も追いかけていく。

下から見つめるH子の真剣なまなざし。毅然とするB2くん。f:id:macchi105:20220224094823j:plain

H子が何度も愛を訴えるものだから、「もうやめてくれよ」とばかりにH子を攻撃するB2くん。f:id:macchi105:20220224094853j:plain

それでもふたりは離れることなく並んでとまって、H子が訴えてる。

「私にはもうあなたしかいないのよ!」f:id:macchi105:20220224094913j:plain

一方のB2くんはというと、「まだその気になるのは早いよ。ぼくはもっと遊んでいたいんだ。青春を謳歌したいんだ。自由にさせてくれ」とでもいってるのか。f:id:macchi105:20220224094947j:plain

盛んにいい争うふたり。f:id:macchi105:20220224095005j:plain

「もういい、好きにして」とでもいったか、しびれを切らしたH子は飛び去って行った。

ひとり残ったB2くんは、複雑な思いでたたずむのであった。f:id:macchi105:20220224095032j:plain

カワセミ愛の劇場・第一部」おわり。