善福寺公園めぐり

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きのうのワイン+映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」

フランス・ラングドックの赤ワイン「テール・ド・ソル カベルネ・ソーヴィニヨン(Terre de Sol Cabernet Sauvignon)2018」f:id:macchi105:20200929173139j:plain

生産者のアルマ・セルシウスは、南フランスのラングドック地方で1937年に設立された生産者共同組合のワイナリー。「アルマ」はフランス語で「魂」の意味で、「われら生産者は魂でつながっているよ」といいたいのか。年間200万本の生産能力を持つ巨大ワイナリーという。

ブランド名の「テール・ド・ソル」は「太陽の大地」を意味していて、豊かな大地とサンサンと降り注ぐ太陽によって育まれたワイン、というわけだ。

 

ワインの友で観たのは民放のBSで放送していたアメリカ映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」。

 

2016年公開。

監督エドワード・ズウィック、出演トム・クルーズコビー・スマルダーズ、ダニカ・ヤロシュほか。

 

全米でベストセラーとなった小説「ジャック・リーチャー」シリーズを映画化した「アウトロー(原題Jack Reacher)」の続編。

トム・クルーズ主演の「アウトロー」は映画館で観たが、本作は未見だった。

 

米陸軍の将軍を代表とする「パラソース」とかいう民間の軍事企業が政府との契約を打ち切られ、断たれた資金源を確保するためにアメリカの敵対国に武器を横流しする。その調査に当たっていた憲兵ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)の部下の2人が将軍の部下に射殺されるところから話は始まる。

ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)は陸軍で数々の勲章を受けたレジェンド。その後、憲兵隊に所属し軍内の犯罪を摘発するが、突如退役し姿をくらましていた。同じ憲兵隊だったターナー少佐がスパイ容疑で拘束され、自身も罠にハマって大佐殺害容疑で追われる身となるが・・・。

 

リーチャーの娘を名乗る少女サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)が登場して、リーチャー、ターナー少佐、サマンサの3人での逃避行となる。

結局はサマンサは実の娘ではないことがわかるのだが、ときに反目しながらも助け合い、窮地を切り抜けていく。

映画の最後には、実の親子ではなくても助け合った者同士の絆の深さに気づく。そこにジンときたし、ホロリときた。

血がつながってなくったって、助け合う者同士は家族といったっていいのかもしれない。

 

画家になる夢を持つサマンサにリーチャーがいった言葉がよかった。

「君には才能がある。自分の道を行け」