日曜日朝の善福寺公園は曇り。暦の上では「処暑」だが、きのうよりは気温が低いものの、蒸し暑さは変わらず。
けさも公園内の上池ではカワセミの親子。
親が小魚をくわえて、子どもが飲み込みやすいように魚の頭を上にするプレゼントポーズ。
ということは、巣立ちして1週間ぐらいたつけどまだ幼鳥は自分でエサ獲りができてないのか。
離れた場所では子どものカワセミ。
どこかものほしげ。
親がダイブしてエサをゲット。しかし、獲ったのがちっちゃたからか、自分で食べちゃった。
さらに池をめぐっていると、今度はゲットしたエサをプレゼントポーズにして止まっている。そこへすかさず幼鳥が飛んできた。
早くおくれよ~、と訴えてる。
大口あけてエサをおねだり。
エサをゴックンしたあとも、まだものほしげ(右が幼鳥)。
一方、下池のカワセミはどうか。やっぱりひとりぼっちか?
下池をめぐっていると、いつものメスのカワセミがいたが、きょうもひとりかと思ったら、何と、幼鳥を発見!
やっぱりここでも子育てをしていたのだ。
まだ産毛が目立っているから、巣立ちして間もない感じ。親がエサを運んでくるのを待っているのか、ジッと止まったままだった。
クワコはいわば野生のカイコで、絹糸をとるために人間が長い年月をかけて家畜化したカイコのご先祖さまといえる。
丸いおでこに見えるのは実際は頭ではなく、胴体の一部。頭はもっと小さくて目立たない。
アオサギが羽を広げて羽繕い。
アカボシゴマダラが葉っぱに止まって動かないでいる。
蜜を吸ってるわけでもなく、休憩中か。
口の先の黄色いのは何だろう?
そっと近づくと、飛び去って行ったが、黄色いのは口吻。蜜を吸うときは長く伸ばすが、普段はああして小さく丸めているのだろう。
シオカラトンボが止まっていた。背中が黄色っぽいからメスだろうか。
メスのシオカラは色合いが麦わらに似てるというのでムギワラトンボとも呼ばれる。
複眼は深い水色。
童謡の「とんぼのめがね」で、「とんぼのめがねは水いろめがね」と歌われている通りだ。