建築家ファビアンの4歳になる娘とベビーシッターは、ブエノスアイレスの地下鉄で突如姿を消す。警察の捜査は遅々として進まず、その間に妻は自殺し、捜索に協力してくれた探偵は殺される。
娘の失踪から9年がたったある日、物語は急展開する。
娘の失踪から9年がたったある日、物語は急展開する。
小説の最初の方で、主人公とその妻がブエノスアイレスにあるアルメニア料理の店に行く場面がある。
つい最近、アルメニアを旅行したばかりなので懐かしくなる。
すると2人はアルメニア名物の「ラヴァッシュ」(ごく薄く焼いたパン)も食べただろうか、しょっぱいチーズも食べただろうか、と気になる。
小説ではオードブルの「ひき肉をブドウの葉で包んだ料理」が登場する。これもアルメニアの名物料理のひとつで、旅行でも食べた。
だが小説では「サマル」という料理名になっているが、旅行中に食べたのは「トルマ」と紹介された。ブドウの葉で巻いたものは「トルマ」で、キャベツの葉で巻いたのは「サルマ」とか、呼び方はいろいろあるようで、地域によっても違うかもしれない。
つい最近、アルメニアを旅行したばかりなので懐かしくなる。
すると2人はアルメニア名物の「ラヴァッシュ」(ごく薄く焼いたパン)も食べただろうか、しょっぱいチーズも食べただろうか、と気になる。
小説ではオードブルの「ひき肉をブドウの葉で包んだ料理」が登場する。これもアルメニアの名物料理のひとつで、旅行でも食べた。
だが小説では「サマル」という料理名になっているが、旅行中に食べたのは「トルマ」と紹介された。ブドウの葉で巻いたものは「トルマ」で、キャベツの葉で巻いたのは「サルマ」とか、呼び方はいろいろあるようで、地域によっても違うかもしれない。
小説ではブエノスアイレスの街の様子が詳しく描かれ、行ってみたい気持ちにさせる。
最後の方で格闘シーンが出てきて、あわや主人公のファビアンが殺されかけたとき、彼の命を救ったのは日ごろアマチュアのバレーボールチームで鍛えた瞬発力のおかげだった。
アルゼンチンではバレーボールがかつての日本のように盛んなのだろう。
アルゼンチンではバレーボールがかつての日本のように盛んなのだろう。