善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

頑丈なクチバシのシメ

日曜日朝の善福寺公園は快晴。風はないが、空気が冷たい。

ツグミが相変わらずまん丸の体で止まっていた。
去年までは「どうだ」と胸を張って威張ってるような姿がカッコよかったんだが。
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近くにジョウビタキのメス。
カワイイのポーズ。
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下に降りてエサ探し。
こっちを向いたところ。
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おメメぱっちり。
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オスは目の周りが黒いからおメメのぱっちり度がよくわからないが、メスはくっきり。
よりカワイイ感じがする。

池をめぐっていると、倒木の木陰でカワセミが休んでいた。
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隠れてるつもりなんだろうか?

そのカワセミの近くで、茂みの中に何かがいる。
しきりに様子をうかがっている感じ。
鳥らしいんだが何だかわからない。
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「何だろうな~」と言ってると、「はいはい、わかたましたよ。姿をお見せしますよ」と言ったかどうか、やがてヒョイと顔をのぞかせ茂みの中から出てきてくれた。
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シメだった。
ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、越冬のため渡ってくる冬鳥だ。
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こんなに近くで、しかも歩いているシメを見るのは初めて。
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よく見ると、クチバシが太くて短くて、頑丈そうだ。
シメはこのクチバシで、ムクノキやエノキなど硬い木の実なんかを割って食べるんだとか。
食性に特化したクチバシなんだろう。
シメの学名は「Coccothraustes coccothraustes」といって、「穀物を粉砕するもの」という意味のギリシア語に由来しているんだとか。

さもありなん。