善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カンムリカイツブリ

3日は1日、5日は朝と夕、善福寺公園ですごす。
毎年恒例の野外アート展「トロールの森2017」が3日から開幕。
地元のミニラジオ局「ラジオぱちぱち」のメンバーの1人として参加している。

毎年この時期だけオープンしている「ぱちぱちカフェ」の準備をしていたら、池の中央部に首の長い水鳥を発見。
最初、カワウかと思ったが、カワウにしては体の色が白っぽい。
次第に近寄ってきたのでよく見るとカイツブリの一種、カンムリカイツブリだった。
いつごろから善福寺池にやってきたのか? 見たのは初めてだ。
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ユーラシア大陸などに広く分布していて、日本でも青森あたりで繁殖記録があるらしいが、多くは越冬のために日本にやってくる冬鳥だ。
ただし、個体数が少ないため絶滅危急種に指定されているという。

善福寺池に“常駐”するカイツブリよりはかなり大型。
21種あるというカイツブリ類の中で最も大型で、カイツブリの潜水時間が30秒ほどなのにに対して50秒ほど潜水することができるという。

これからしばらくはその姿を楽しむことができるだろうか。

夕方からトロールの森関連のイベントに参加。
青山学院大学鳥越けい子研究室主催による「善福寺池とまちの歴史を辿るシンポジウム」。
善福寺公園銅像がある旧井荻村の村長・内田秀五郎をキーパーソンとして地域の歴史とまちづくり活動について考えるシンポ。昔の話がいろいろ聞けて、とても勉強になった。
会場となった井荻会館は、20代のころ、ここで開かれた友人の結婚式に出席して以来だから、チョー久しぶりだった。

7時半ごろ終わったので「ぱちぱち」の仲間と西荻窪駅近くの「ごちそう史庵」でイッパイ。
日本酒の冷やのあとは燗酒。
つまみはいろいろ食べたが「プラチナポークの竹筒焼きつくね」がおいしかった。
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