善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

キンシバイとビヨウヤナギ

土曜日朝早くおきると、雨はまだ降ってない。
それならと公園に出かけ、公園を1周して6時半からラジオ体操。

先日見つけたキンシバイ(金糸梅)、よく見ると公園のあちこちに咲いている。アジサイ同様、キンシバイも梅雨に咲く花なのだろう。
公園だけでなく、近所のお宅の庭にも咲いていた。
公園のキンシバイは花を一杯に広げてハデハデだが、こちらはかわいい。
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帰って調べてみると、どうやらキンシバイには2種類あるらしい。
ハデハデのほうはセイヨウキンシバイと呼ばれる後発品種?で、上の写真の方は今から250年ほど前、江戸時代のころに中国から日本に渡ってきたキンシバイ。花が小さく、半開きで、いかにも梅の花に似ている。
セイヨウキンシバイはむしろビヨウヤナギ(未央柳)に似ていて、ビヨウヤナギと間違えられることが多いという。

そのビヨウヤナギが、近所の喫茶店の店先に、キンシバイ(中国伝来)の隣りに咲いていた。
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ビヨウヤナギの名前の由来は、花が美しく、葉がヤナギに似ているところからだそうで、漢字では「未央柳」のほか、「美容柳」の字も当てられている。
キンシバイ同様、中国原産で、江戸時代に日本に渡ってきたとか。

ビヨウヤナギは中国では金糸桃と呼ばれる。長く伸びた雄しべが金の糸のように美しく、同じオスとして喜ばしい。
うれしくなって、ついでにほかのビヨウヤナギも。
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