善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

シンクロナイズドカモ

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けさの善福寺公園。晴れ。はじめ爽やかと思っていたが、やがて暑くなる。

下池に回ると、カルガモが2羽、まるでシンクロナイズドスイミングみたいに、2羽並んでお尻を突き出して泳いでいる。これは、カルガモは水の中に潜ることができないため、水中に半身を突っ込んでエサをあさっているところ。

水鳥にも2種類あって、潜水が苦手で、水面に浮いているエサを泳ぎながらくちばしでこしとって食べたり、水面近くの水草などを食べるのを「水面採餌ガモ」と呼ぶそうで、全身をすっぽり水に入れることができず、水中に首を突っこんでもお尻だけは常に水上に出ている。カルガモのほかにも、マガモオナガガモなど、多くのカモがこのタイプだという。

逆に、全身すっぽり潜れる種類のカモもいて、こちらは「潜水ガモ」と呼ばれる。キンクロハジロホシハジロ、スズガモ、ホオジロガモなどがこのタイプで、水底のほうまで潜って、水底植物や貝類などのエサを探す。

でも、カルガモのお尻を突き出す姿は、本人は必死なんだろうけど、どこかほほえましい。