善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

紅花唐種招霊

連休明け、8日月曜日朝の善福寺公園は晴れ。雲ひとつない青空。昼間は気温が28度まで上昇するとの予報。まだ5月なのに。

上池のトチノキの大木を見上げると見事に花が咲いていた。
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白い花が鈴なりになって咲いているが、花穂は上を向いているので遠くからでもよくわかる。
花が咲いてますよ~、蜜を吸いに来てくださいね~、と飛んでる虫たちに知らせているようだ。

今年も「ベニバナカラタネオガタマ(紅花唐種招霊)」が咲き出していた。
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去年初めて見たときは1輪しか咲かなかったが、今年は何輪か咲きそうだ。

招霊とは先祖の霊があの世から帰ってくるのを迎えるという宗教的意味がありそうだが、もともと日本にはオガタマノキ(招霊木)が自生していて、その仲間なのだろうか。

「ベニバナカラタネオガタマ」は中国原産。それでカラタネ(唐種)なのだろう。
花はバナナに似た香りがするという。
今度嗅いでみよう。