善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

冬鳥の体が丸いワケ

土曜日朝の善福寺公園は快晴。風も穏やか。気温もそう寒くはない。
きのうまで張っていた池の氷も溶けていた。

公園を散歩していたら、目の前の枝にジョウビタキ
休んでいるのか、体を丸くしている。
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地面に降りてあっちいったりこっちきたり。
まるでジョウビタキも散歩でもしてるみたいだ。
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それにしても、近くに人間がいるのにまるでお構いなし。
人の怖さを知らないからか。
それとも善福寺の人々のやさしさを知っているからか。
おかげでコンデジでもきれいな写真が撮れる。
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けさもカワセミと会う。
そういえばカワセミジョウビタキもおなかがオレンジ色だ。
やっぱり体をふくらませていた。
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いつもアトリが休んでいる木の枝にけさはいなかった。
写真はきのうのもの。
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アトリも体をふくらませている。
なぜかというと冬の寒さから身を守るためという。

人間の毛と違って鳥の羽毛は羽と羽の間に空気を含ませやすい性質がある。
そして空気は熱伝導率が極めて低い。
そこで鳥は、冬になると毛を立てて羽と羽の間にたくさんの空気を含ませ、熱が逃げるのを防いでいるのだという。
このため、冬の鳥はまるでおなかをふくらませたようにまん丸に見えるのだそうだ。