善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「白熱」

イタリア・トスカーナの赤ワイン「ペポリ・キャンティ・クラシコ(PEPPOLI CHIANTI CLASSICO)2013」
イメージ 1

メーカーは、はるか14世紀よりワイン史に足跡を残すトスカーナ州フィレンツェの「アンティノリ」。
トスカーナ州で始まったアンティノリのワイン造りは北のピエモンテ州から南のプーリア州までにまで渡り、イタリア全土に10以上のワイナリーを所有しているんだとか。
しかし原点はあくまで本拠地である「キャンティ・クラシコ」という地域。
ブドウ品種はキャンティの主要品種であるサンジョヴェーゼ90%、メルロ、シラー10%。
スロベニアン・オーク90%、アメリカン・オーク10%の比率で、樽で熟成。

上品な芳香と、口当たりはさわやか。

ワインの友で見たのは先日昼間、NHKBSでやってた「白熱」。
1949年のアメリカ映画。主演はジェームズ・キャグニー

モノクロ映画だが、すばらしい作品。名作だ。
とにかくアクションがハンパない。CGもない時代。よくもあんな息つく暇もない、それこそ白熱した映画が作れたもんだ。
70年近く前の映画だが、まるで古さを感じない。

凶悪ギャングのコーディ・ジャレット(ジェームズ・キャグニー)率いるギャング団とFBIが死闘を繰り返す物語。ジャレットがマザコンだったというのも、けっこう凄味として生かされている。

それにしてもあの時代、すでにアメリカでは携帯の自動車電話が普及し、現在位置を調べるため車に電波発信機を取り付けるなどしていたのも「へー」と思った。