善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「史上最大の作戦」

エノテカより直送の赤ワイン6本シリーズ第5弾の4本目は南アフリカの「ピノタージュ・シラーズ(PINOTAGE SHIRAZ)2012」。
イメージ 1

ワイナリーはレオパーズ・リープ。以前にも同社のワインを飲んだことがあるが、ラベルに描かれたレオパードの絵が特徴的。
ピノタージュ52%、シラーズ48%の配合だが、2種類のブドウは異なる発酵方法を採用しているという。
ピノタージュは発酵前にマセラシオン(浸漬)を行い、シラーズは房ごと発酵槽に入れ、重みだけでつぶし、発生した二酸化炭素の効果で発酵させる「マセラシオン・カルボニック法」とかいう方法を用いているのだとか。
熟成も品種別に行われ、シラーズは225ℓのヨーロピアンオークで12ヶ月、ピノタージュは伝統的な上部開放式のオーク樽で6ヶ月熟成させ、「クリカージュ」という樽の中へ酸素を送り込む方法で熟成させるという。

結構手間隙かけている。それでふくよかな味わいが生まれるというわけか。

ワインを飲みながら見たのは、先日NHKBSで放送された「史上最大の作戦」(1962年公開)。何しろ3時間近い作品。ノルマンディー上陸作戦を描いた映画だが、上陸作戦の開始までに1時間以上もかかり、各国のトップスターが次々と登場して見せ場を演じていた。

あまりにも映画が長いのでワインは早々と飲みきってしまい、映画を一時停止にして「インターミッション」。皿洗いのあと、お茶を飲みながら続きを見る。
(録画しておくとこの点が便利)

アメリカ代表はジョン・ウェインヘンリー・フォンダ、イギリスからはリチャード・バートンに駆け出しのころで髪の毛フサフサのショーン・コネリー、ドイツからはクルト・ユンゲルスなどなど。

一般兵士代表で準主役を演じていたリチャード・ベイマーは、1961年公開の「ウエストサイド物語」でトニーを演じている。「ウエストサイド物語」の成功が「史上最大の作戦」への出演につながったんだろうが、甘いマスクが何ともいえず、マリアと愛を語るトニーをついつい思い出してしまった。