善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

武井よしみちの足踏みパフォーマンス

善福寺公園を主会場にした「トロールの森2014」も開幕から1週間がすぎた。
きのうは夜7時からJR西荻窪駅近くの「ビリヤード山崎」の2階で「武井よしみち+ブルーボウルカンパニー'96」のパフォーマンスライブを観に行く。
ちなみにこのライブは、トロールの森と連携して開催中の「Art Drops(アートドロップス)西荻to善福寺2014」というアートイベントの一環。
ちなみに会場のビリヤード山崎は、昭和元年創業の、ということは88年もの歴史を刻む日本最古のビリヤード場なんだとか。

武井よしみちさんは以前いちどパフォーマンスを見た記憶があるが、そのときの印象は「電飾男」というイメージだった。
しかし今回は、メガネをかけたコート姿で、腰に手拭いをぶら下げた、ただのオッサン。
暗闇の中から、ホーミーのような、歌声のようなうめきのような声が、足踏みのリズムとともに高鳴り、低まり、やがて姿を現す。何をいってるんだかわからないが、「ステップ・アンド・チャント」とかいう言葉が聞こえる。
続いて「ケンケンパ」の遊びが歌と踊りとともに演じられ、労働歌のようなパフォーマンスと歌、最後はシャンソンのような、そうでないような、不思議な歌と踊り、というか身体表現で、終わりとなる。
1時間近く体を動かし続け、汗ぐっしょりとなりながらの演技。腰から下げた手拭いが必要な理由がわかった。

足踏みのリズムや音が、これほど心地よいものなのかと、妙に酔いしれる一夜だった。

これは飲まずに帰れない。
会場のワンドリンクとして赤ワインを飲んだので、帰りは近くの「RISE(ライズ)」というスペイン&イタリアンの店で赤ワインの続きを飲む。スペインの銘柄だったか。
アツアツの料理がおいしくてリーズナブル。

牡蠣のアヒージョ。
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サンマのレモン煮。
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魚介類を使った「贅沢パエリア」。
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帰りは手をつないで足を鳴らして帰った。