善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

公園のアート展 トロールの森2012

善福寺公園の朝は、きのうは秋晴れだったが、きょうはチョイ曇り。
風が強かったきのうは、ギンナンの匂いが公園に漂っていた。

下池のスイレンはもう花はほとんどなくなり、葉っぱだけ。
北の国から来たオナガガモが、都会は珍しいのか、興味津々でコイとたわむれていた。
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上池の管理事務所近くにはオシャレな舞台がほぼ完成。
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実はこれ、11月3日(文化の日)から開催される「トロールの森2012」の作品の1つ。

トロールの森」は杉並区の都立善福寺公園を主会場として毎年開催される国際野外芸術展。
東京23区内の、住宅街のど真ん中にあるのが善福寺公園。公園の真ん中には池があり、まわりを豊かな緑が囲む。カワセミや渡り鳥が訪れる(何年か前にはコハクチョウも)自然豊かな場所だ。

そこで開催される現代アート展として、今年で11年を迎えた。
期間中は公園の中にカフェもオープン。秋晴れの空の下、心地よい風を受けておいしいコーヒーと手作りお菓子を楽しめるのも魅力の1つ。
3年前からはパントマイムや芝居、遊歩音楽会などのパフォーマンも行われるようになり、また、地元の小学校(区立桃井第四小学校)の子どもたちとのコラボレーションも毎年活発になっている。

展示作品の1つの「舞台」を借りて芝居を上演するのが、私が所属する地域のミニFM放送局ラジオぱちぱち。ラジオぱちぱちの素性についてはコチラをご参照→http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/

今回上演するのは題して「黄金バット第76作タイムマシン見世物小屋」。
ラジオぱちぱちも、やっぱり11年ほど前から活動をしておりまして、第1回の放送以来、連続ラジオドラマ「黄金バット」をメンバーの作・出演により放送し続けていて、今回で76作を数えた次第。

で、今回はナント、劇中劇で時空を自在に行き来できるタイムマシン見世物小屋がオープン。
見世物小屋といえば定番中の定番、ろくろっ首に始まり、全長3mもある大イタチ、1つ目小僧、さらにはマリー・アントワネットのギロチン斬首のシーンとか、絶滅したとされるニホンカワウソ、それにカッパまで登場する。

も1つ、美女軍団によるピンクレディーの「UFO」の踊りも必見。

何しろ、ふだんは働いている社会人や学生たちが作る舞台だけに、このところ土日は稽古につぐ稽古。
いよいよ本番近いというので、27、28日の土日は朝の7時から公園で設営準備と猛特訓。

初日は11月3日。果たしてどうなることやら。

詳細は以下の通りなので、お時間のある方はぜひともご来場を。
http://www.trollsinthepark.com/