善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カノコユリ

月曜日朝の善福寺公園は曇り。このところずっと涼しい。
きのうも夜中に雨が降ったのか、地面が濡れている。
きょうの日中は晴れて暑いというが、ここ数日のジメジメした毎日。梅雨は先週明けたが、ホントの梅雨明けはきょうあたりではないか。

公園を1周する途中、下池のスイレンのあたりでカメが水中から浮き上がってきた。目が合うと、こちらをジッと見て顔を突き出してくる。ずいぶん人懐こいカメ。
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手を差し出すと、すーっと水中に消えていった。

公園からの帰り道、民家の庭から突き出たユリの花。
シカの背のまだらに似た鹿の子模様。カノコユリだろうか。
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カノコユリは今ごろの時期に咲くので別名土用ユリ、七夕ユリ。

九州、四国の山地や崖地などに自生する日本原産のユリ。
シーボルトがオランダに持ち帰り、ヨーロッパのユリ栽培ブームの立役者になったユリという。
「このユリに美しさで勝るユリはない」と称賛され、シーボルトが持ち帰った標本は現在もオランダのライデン大学に残されているとか。

ユリのそばにハート形の葉っぱ。
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