善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スペイン・フランスバスクとボルドーの旅⑮

ボルドー滞在1日目。昼食のあと、市内をめぐる。
まずは歩いて宿の近くにあるサン・ミッシェル教会へ。
水曜日の午後、それほど人はいない。
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ワイン産地として世界的に知られるボルドーは人口約24万人。
中心街の東を流れるガロンヌ川を下っていくとまもなく大西洋であり、ローマ時代から良港を持つ町として栄えた。18世紀にはワイン貿易で栄え、石造りの重厚で立派な建物がならぶ。
2007年に「月の港ボルドー」として世界遺産に登録された。「月の港」の由来は、ガロンヌ川が月の形に蛇行しているからという。
サン・ミッシェル教会は、サン・タンドレ首座司教大聖堂、サン・ステラ教会とともにサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路として世界遺産に登録されている。
尖塔は空を突き刺す感じで、高さ144mにも達する。
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教会内のステンドグラスは現代風で、新しくつくられたもののようだ。
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建物にほどこされた彫刻は古い。
竣工は14世紀。羽のついた動物はかなり形が崩れている。
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天使だろうか。
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老人?
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楽器を奏でる人。
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サン・ミッシェル教会の近くからトラムで都心へ。
コメディー広場にある新古典様式の「大劇場」周辺はさすがにかなりにぎわっている。
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ガロンヌ川に面したブルス広場にある「水鏡」。
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サン・タンドレ首座司教大聖堂。
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聖堂のもっとも古い部分は11世紀にさかのぼり、13~15世紀にかけて改修された。
尖塔の高さは75m。
入口の彫刻。たくさんの人物が彫られている。すべて聖人だろうか。
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サ・スラン教会の内部。
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ボルドー最古の教会で、11~13世紀に建てられたという。
地階には4世紀のボルドーの司教、聖スランのお墓があった。
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柱の彫刻にはいろんな動物が彫られていた。何かの物語なのだろうか。
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こちらは人面動物?
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(続く)