善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

コブシの蕾

日曜日朝の善福寺公園は快晴。
きのうは桃井第4小の湖畔周回の「正月マラソン大会」があり、きょうは公園を起点としたロードレース大会(こちらは区の陸上競技協会主催で今年で70回目とか)に人が集まっていた。

ロウバイが次々と咲いて、あたりはいいにおい。花の中心部まで黄色いソシンロウバイだ。
漢名の「素心蝋梅」がそのまま和名になったという。
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コブシの蕾が大きくなって、湖面に写っていた。
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けさもツグミが枝の上でジッとしていた。2~3mぐらいしか離れていないが、まるで動かず、堂々としている。
きのう聞いた話では、ツグミは越冬のためシベリアから南下し、日本には能登半島あたりぐらいまでは集団でやってきて、そこからは単独であちこちに分散していくのだという。
独りぼっちになると頼るのは自分だけ。それで1羽でいても強い意思を持ち続けているのだろうか。
ツグミはシベリアに帰るのが近くなるとエネルギー補給のために地面に降りてミミズとか虫なんかを食べてタンパク源を確保するという。長い距離を飛ぶには丈夫な筋肉を必要とする。それで、肉食するためには地面に降りなければいけない。
すると人間など敵も多くなるが、そういう連中にも負けないよう、あえて人の近くでも動じない心を養っているのだろうか。