善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

桜とアオサギ

善福寺公園のサクラは散り始め、湖面に花筏

水面に散ったサクラの花を筏に見立てたのが「花筏」。季語にもなっているらしいが、ほかにもサクラにちなむ季語はいろいろある。

「花の人」は「花見をする人」、「花曇(はなぐもり)」は「サクラの花の咲くころの曇りがちの天気のこと」、「花冷(はなびえ)」は「サクラの咲くころの急な冷え込み」、「花衣(はなごろも)」は「花見に着てゆく衣服の総称」をいうのだとか。

「花疲(はなづかれ)」は「花見に行ったはいいが、人出や陽気のためあー疲れた」という感じ。「花吹雪」は「満開をすぎ、風に乱れ散る落花のようす」。「花散らしの雨」は「花を散らす春雨のこと」で、今晩あたり、「花散らしの雨」となりそう。

下池にまわると、杭の上でアオサギが首を伸ばしていて、何を見つめてるのかなーと見ていたら、ヒョイと飛び下りて池の中に。と思ったら、水に浮かんでいるのではなく、立っているようで(善福寺池は意外と浅い)、そこでまたジーッとしている。サクラの下のアオサギの姿が美しかった。

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