善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

臭・苦系の花2つ

水曜日朝、というより8月1日朝の善福寺公園は曇り。
ここ数日よりはいくぶん涼しい。午前6時40分で東京の気温27・9度(最低気温は午前5時に27・1度)。

下池側にある「植物保護区」をのぞくと、小さな可憐な花がたくさん咲いている。
イメージ 1

帰って調べたら、シソ科のニガクサ。在来種だが、山野のやや湿りけのある場所に自生するという。善福寺公園ではほかからタネをもらって栽培が始まり、1年か2年前に初めて花を咲かせ、群落を広げているという。
シソは薬味に使われる。だからニガクサ(苦草)なのか?
葉っぱをかじってみたかったが・・・。

そばにクサギ(臭木)。といってもまだつぼみで、咲くのはこれからのようだ。
イメージ 2

こちらもシソ科の植物(かつてはクマツヅラ科に属していた)。名前の通り枝や葉を傷つけると悪臭を放つという。しかし、花は芳香を漂わせるのだとか。
先日、公園内でボタンクサギ(牡丹臭木)の花を見つけたが、本家本元のクサギがこちらのクサギか。
クサギは常山木とも書く。

ぺかぺかと午後の日輪常山木(くさぎ)咲く 飯田蛇笏

きょうはニガクサといいクサギといい、どういうわけか臭・苦系の花2題。