西荻窪 千鳥

久々に西荻窪駅周辺の店をハシゴ。
まず１軒目は南口歩いてすぐの「千鳥」へ。5時の開店と同時に行ったはずなのに、すでに先客がいた。コの字型をしたカウンターがデーンとあって、昔ながらの居酒屋の風情が気に入っている。以前来たときは勤め帰りとおぼしき1人客が多かったが、きょうは2人連ればかり。その日によって客層が違うもんなんだな。

酒は燗酒。ここの酒は「白鶴」のお銚子の形をした180ml瓶。燗付け器で直接温められて出てくる。首のあたりの曲り具合が何ともセクシーだ。思わずもらって帰って、翌朝じっくり見たら、瓶の「白鶴」の文字は緑で、「佳撰」という種類らしい。

刺身におでんをつまみにしたたか飲んで、次の店へ。

西荻窪で1番とウワサの店があるというので店の前まで行くが本日はお休み。
やむなく以前一度行った「晩小屋」（だったか）の向いにある別の店に入ると、7時すぎというのに客が1人もいない。店内は広々として、メニューも豊富なのに･･･。つまみと酒（ここでもやっぱり燗酒）を頼むが、ほかに客がだれもいないのではやっぱり寂しい。静かに飲む酒もいいけれど、人の声がまるでないのもいけないようだ。30分ほど飲んでいたが客は現れず、早々に立ち去る。「あの店、これからどうなるんだろう」とちょっぴり同情。

駅に戻る道すがら、「ハンサム食堂」とかいう店に入る。何とここはタイ料理の店だった。
タイのビールに炭火焼き（これがけっこう美味でした）、それに肉にはやっぱりこれだろうと赤ワイン。

その後、何を飲んだかは記憶になし。
たしか4軒目は北口の「戎」に行ったと思うんだが、何を飲んだか何を食べたか･･･。
たまにはこんな日もいいだろう。