シラサギが一瞬、口を開けた。何をつぶやいたのか。
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路傍の小菊。
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路傍の小菊。
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何だかきょうは詩人の気分。
きのうは地域のミニFM放送局ラジオぱちぱちの月1回の公開放送の日(毎月第2土曜日午前10時から2時間、於・善福寺北児童館2階)で、「マグーの詩の時間」のコーナーで、マグーさんが読んでくれた石垣りんの詩が頭から離れない。こんな詩だった。
きのうは地域のミニFM放送局ラジオぱちぱちの月1回の公開放送の日(毎月第2土曜日午前10時から2時間、於・善福寺北児童館2階)で、「マグーの詩の時間」のコーナーで、マグーさんが読んでくれた石垣りんの詩が頭から離れない。こんな詩だった。
童謡
お父さんが死んだら
顔に白い布をかけた。
顔に白い布をかけた。
出来あがった食事の支度に
白いふきんがかけられるように。
白いふきんがかけられるように。
みんなが泣くから
はあん、お父さんの味はまずいんだな
涙がこぼれるほどたまらないのだな
と、わかった。
はあん、お父さんの味はまずいんだな
涙がこぼれるほどたまらないのだな
と、わかった。
いまにお母さんも死んだら
白い布をかけてやろう
それは僕たちが食べなければならない
三度のごはんみたいなものだ。
白い布をかけてやろう
それは僕たちが食べなければならない
三度のごはんみたいなものだ。
そこで僕が死ぬ日には
僕はもっと上手に死ぬんだ
白い布の下の
上等な料理のように、さ。
僕はもっと上手に死ぬんだ
白い布の下の
上等な料理のように、さ。
魚や 鶏や 獣は
あんなにおいしいおいしい死にかたをする。
あんなにおいしいおいしい死にかたをする。
1年に1度は声に出して読み、その意味を考えたい詩、とはこの詩をいうのだろう。