善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

木陰のシラサギ

善福寺公園の紅葉が駆け足だ。
きのうはまだ青っぽかった葉が、きょうは黄色い。
ハラハラと葉が舞う中、ボランティアの人たちが落ち葉を集めていた。

以前の話だが、毎日毎日落ち葉を集める年寄りを揶揄して、こんなことをいう人がいた。
「何も毎日掃かなくたって、落ち葉がみんな落ちてからまとめてやぱれいいのに」
それは違う。毎日掃くことが、人が生きている証(あかし)なのだ

上池をまわっていると、木の陰にシラサギが1羽。
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きのうの新聞に載っていた俳句。

島一つ風に揉まれて冬が来る

木枯や貼紙すべて喪の知らせ

溢れ出るアルキメデスの柚子湯かな

最初の句は伊豆大島の人、2句目は京都、3句目は新潟の人。