酒飲みの友人に誘われて鴬谷へ。長く東京に住んでるけど、なぜか鴬谷にはほとんど行ったことがない。たぶん生涯2度目ぐらいでは?
駅から歩いて7、8分のところにあるヤキトリ屋が本日のお目当て。その友人も以前、知り合いから勧められて行ったら、その味が忘れられず、夢にまで出るようになったほどなんだとか。
夕方5時開店というので早々と駅で待ち合わせる。しかし、住所は台東区根岸だが、何しろ辺鄙なところにある。鴬谷の駅を出て、言問通りを渡って細い路地をエンエンと歩いていく。昔、根岸の里と呼ばれた時代の名残か、お寺が多い。墓地の裏手を抜けていく。女性1人だったらさみしてく途中で帰っちゃうところ。根岸といったってほとんど荒川区との境。店自体は、昭和通りにつながる大通りに面しているんだが…。
勇んで店の前に立つと、イスが引っくり返っていて、掃除でもしている様子。聞くと6時開店とのこと。なあ~んだ、5時開店というのは錯覚か、というので、いったん引き返す。駅前まで戻って立ち飲みのヤキトリ屋で時間を潰す。ここで飲みすぎてはイカンと生ビール1杯とヤキトリ2~3本にモツ煮込みですませて、6時ジャストにウワサの店、「鳥茂」へ。
のれんを潜ると、右手が12席程度のカウンター。左手は4人掛けのテーブルが2つ。
まだほかに客はいない。年配のご主人に、おかみさんの2人。
まだほかに客はいない。年配のご主人に、おかみさんの2人。
もうビールはいらないというので日本酒の熱燗を注文。「大関」の特選?だったか。
つきだしはタマネギを和えたもの。それに乗って出てきた箸に度肝を抜かれる。なんとヤキトリの串が2本。これがけっこう便利に使える。
つきだしはタマネギを和えたもの。それに乗って出てきた箸に度肝を抜かれる。なんとヤキトリの串が2本。これがけっこう便利に使える。
鮨屋のネタケースみたいな中に食材が並べてあり、その新鮮な色合いに再び度肝を抜かれる。ヤキトリ屋といっても、並べられてあるのはブタのモツのようで、モツ焼き屋というのが正解のようだ。まずはレバーと小袋の刺身。続いて、レバー、ハツ、タン、ツクネといったのを次々に焼いてもらう。
焼き方も変わっている。テーブル席から見たので子細にはわからないが、レバーは2串分ぐらいがつながった筏状のものを一度に焼いて、それをカットして出してくれる。1つ1つが大きくて、肉厚。しかも焼きすぎず、レア状態で出てくる。これがうまい!
最初はわれわれのほかだれもいなかったのに、いつの間にか店内はいっぱいになっている。
最初はわれわれのほかだれもいなかったのに、いつの間にか店内はいっぱいになっている。
酒が進み、食べるのも進む夜であった。
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