私も銀座に詳しい人の紹介で行ったのですが、狭い階段を2階に上がり、店も狭くてカウンターのみ8席(だったかな)。目の前で親方が握ってくれ、その仕事ぶりが手際よくて、思わず見とれてしまいます。
ランチのおまかせ鮨は1人前2千830円。本日の内容はというと、まず食前酒の梅酒とサラダに始まり、ヒラマサ(もちろん近海物の天然)、マグロはズケとトロの部分、穴子、車エビ、ミル貝(江戸前)、シャコ、だし巻き卵、それに巻物(鉄火とカッパ)、お碗はエビの頭のみそ汁、茶碗蒸し、漬物はゴボウ、最後にデザート(水ようかん)。けっこうおなかいっぱいになって、これで2千830円は安い! しかもうまい!
にぎり1つ1つにちゃんと仕事がしてあって、職人が丁寧につくった鮨という感じ。しかも親方が目の前でにぎってくれ、できたてを食べられるのだから、こんな贅沢はありません。
親方が動くと、下駄がカランコロンいって、いかにも鮨屋の風情。ああ、音も味のひとつなんだな。
親方が動くと、下駄がカランコロンいって、いかにも鮨屋の風情。ああ、音も味のひとつなんだな。
感心したのは、飲物を持ってきたり、あがりを差し替えてくれる若い衆の働きぶり。客のじゃまにならずさりげなく、しかもちゃんところ合いを見計らって、機敏に働いていました。鮨をつまむと、そのたびに皿の上をサッとひと拭きし、前の鮨の味が残らないようする気配り。いい職人を育てているな、と感じたものでした。
きょうは12時ちょい前に行って、先客2人しかいなかったけど、帰るころ(1時ごろ)にはほかの客も来て、いっぱいになりました。
夜もおいしいだろうけど、値段もたぶん、それなりに。昼はそのへんのビジネスマンが対象なので値段もサービスしているだろうから、かなりおトクだと思いますよ。