善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

幻光放つコムラサキ

火曜日朝の善福寺公園は曇り。夜中にかなり激しい雨が降っていたようだが、朝になるとやんでいた。
雨上がりの公園を歩く。
 
ヤナギの木の下に見たことのないチョウ。
なぜか片方の翅の一部だけ紫色をしている。 
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たまたま、すぐそばの公園事務所のギャラリーで昆虫標本展が開かれていて、チョウの標本を見てみるとコムラサキのオスとわかった。
 
タテハチョウ科のコムラサキはほぼ全国に生息しているが、幼虫の食草はヤナギ。そのため、ヤナギの木の下でメスを探して飛び回るオスの姿をよく見るのだとか。
 
それにしてもなぜ片方だけが紫色なのか?
コムラサキの名もそれでついたのか?
だが実はオオムラサキを一回り小さくしたようなチョウなのでこの名がついたらしいのだが、コムラサキのオスの翅は光が当たる角度によって紫色の幻光が浮かび上がるのだという。
角度によって紫色が消えたり、現れたりするので、たまたま片側だけが紫色に光ったのだろう。
コムラサキは別名カクレムラサキともいうのだそうだ。
 
ナミアゲハが止まっていた。 
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池を1周していると3羽のカワセミと出会った。
まず1羽目。しきりにダイブしてエサをゲットしようとするが、なかなかうまくいかない様子。 
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近くに別の1羽。さっきのもこのカワセミも、メスみたいだった。 
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親子だろうか?あるいは姉妹か?
 
池の水が善福寺川に落ちる当たりにも別の1羽。
こさらもメスっぽいが。
ジッとエサをねらっていた。 
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高いところからも。今にも飛び下りようとしていたが・・・
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そばにキセキレイがいた。
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冬になるとよく見るが、この季節に見るのは珍しい。
多少涼しくなったのでやってきたのかな?