善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スイス・フランスの旅 7

ロンシャン2日目の朝はホテルで朝食。
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チェックアウトのとき知ったのだが、ホテルのオーナーはパイプオルガン奏者だった。
ベルフォートで開催される音楽会のパンフレットにオーナーさんの写真が載っていた。
部屋の装飾が実に芸術的で趣味的だなーと思っていたら、やっぱり。
庭はさまざまな花であふれていて、庭いじりもお好きらしい。
 
車でロンシャン駅まで送ってもらう。
だれも、何もないロンシャン駅。無人駅のようだ。
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ロンシャン903分発でベルフォートに925分着。
ベルフォートで乗り換えて1048分、次の目的地ブザンソンに到着。 
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駅からタクシーに乗ったら、ナント、ファッション誌から抜け出たようなサングラスをかけたミニスカートの美人ドライバー。
タクシーのドライバーなんかしなくても大いに稼げるだろうにと妄想しながらもホテルに到着。
Hôtel Le Sauvage」というオシャレなホテル。
荷物を預けて、さっそく観光に出発。
ブザンソンの街並み。割と静かだ。 
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サン・ジャン大聖堂のファサード
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サン・ジャン大聖堂は聖ヨハネを祀っている教会で、3世紀ごろから築かれ、9世紀や11世紀に大規模な増改築が行われた。そのためロマネスク、ゴシック、バロック様式が融合した大聖堂だという。 
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サン・ジャン大聖堂から石畳の道を下っていくと、ノワール門。2世紀の古代ローマ時代の名残という。すぐそばに古代ローマ時代の劇場跡が残るスカタン広場がある。 
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このあたりでお昼になったので、歩いていて「Le Salon d'Hugo」という店で昼食。
大きなガラスいっぱいに本日のメニューが書いてあった。
帰るときに気づいたが、ブザンソンで生まれたヴィクトル・ユーゴーの名を冠したレストランだった。 
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ビールを頼んだらアルコール度数8度のビールだった。
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パスタに、サラダがどっさり。 
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腹ごしらえのあとは世界遺産にも登録されているヴォーバンの要塞へ。 
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丘陵と川に囲まれたブザンソンは、かつて軍事的な要地としての役割を担っていた。その歴史を物語るのがヴォーバンの城砦。城砦の内側には自然史博物館や動物園、水族館などがあり、城砦からは街が一望できる。
ヴォーバンとはルイ14世時代の17世紀に活躍した軍事建築家で、生涯に150城砦の設計、53の城砦包囲攻撃を指揮したといわれ、ブザンソンの城砦は彼の最高傑作といわれている。 
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要塞は断崖絶壁にあるから、たしかに難攻不落だったろう。

要塞で見た鳥たち。
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ヴォーバンの要塞からの帰り道に見つけたバンクシーふう落書き。
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ブザンソンはコンテ地方の中心地にあり、コンテチーズの本場でもある。
このところワインの友として愛好しているのがコンテチーズだけに、何としても買って帰ろうとコンテ探し。
見つけたのが「LA FRUITIERE」というチーズ屋さんで、コンテチーズの専門店みたいだった。 
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夜は歩いていて見つけた「Les Tables D'Antan」という店で食事。
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ワインは色っぽそうなラベルの赤ワイン。
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「ワインにつまみはいかが?」というので「ウィ」と頼むとこんなにいっぱい。これだけでおなかがいっぱいになりそう。 
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マスとザリガニの尻尾、グレープフルーツ入りのサラダ。 
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グラタン。中身は中身は? 何だったっけ何だったっけ・・・。
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ホテルに戻ったのは日も暮れ始めた21時ごろ。