善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ハンター」

イタリア・ウンブリア州の赤ワイン「トーディ・ロッソ(TODI ROSSO2017 イメージ 1
ワイナリーはウンブリア州最大規模というトゥデルナム。
サンジョベーゼとメルロが融合したまろやかな味わいのワイン。
 
ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「ハンター」。
1980年公開の映画。
監督バズ・キューリック、出演スティーブ・マックィーンイーライ・ウォラック、キャスリン・ハロルド、ベン・ジョンソンほか。

実在したバウンティハンター(賞金稼ぎ)、ラルフ・ソーソンを描いた作品。マックイーンの遺作でもある。
実はしばらく前にも観た記憶があるんだがまるで覚えていない。ま、いいか。
 
逃亡者を非情なまでに追いかけ、捕まえては警察に引き渡し、その賞金で生活しているラルフ・ソーソン、通称“パパ”。彼には妊娠中の恋人がいて、生まれてくる子どものためにも稼がねばならないが、仕事は常に危険との隣り合わせ。ある日、ラルフに恨みをもつ何者かから脅迫電話がかかってくる…。
 
スティーブ・マックイーン1980117日に50歳で亡くなっている。アメリカでこの映画が公開されたのがその年の81日。公開から3カ月後に亡くなったことになる。
彼は1978年ごろから持続性の咳や息切れに悩まされ、その最中に「ハンター」の撮影が行われたようだ。「ハンター」の撮影が終わったあとの197912月、精密検査でアスベストが原因のがんである中皮腫にかかっていることがわかったという。
撮影所内のアスベストが彼の体を蝕んだのだろうか。
「ハンター」を見るとまだまだ若い。アクションもスタントマンを使っているとはいえ若々しい。
最初にマックイーンを観たのはテレビの西部劇シリーズの「拳銃無宿」だった。ジョッシュ・ランダルという名のやっぱり賞金稼ぎだった。ライフル銃を短くした独特の拳銃をぶらさげ、シリーズの最初のときマックイーン28歳。それ以来のファンだったが、あまりにも早すぎる死だった。
 
ところで、賞金稼ぎというと西部劇に出てくる過去の話と思いがちだが、現代のアメリカでも存在しているという。
アメリカでは犯罪被疑者の保釈金を立て替える保釈保証業者が多数存在しているが、保釈金を踏み倒して逃亡する者もあとを絶たない。この逃亡者を捕まえ、保釈保証業者に引き渡すのがバウンティハンターの主な仕事。ほかに、各地の市警察、連邦保安官FBI連邦捜査局)などが広域手配している容疑者の追跡逮捕も行っているという。
 
ところで映画ではマックイーンが黄色いドデカい年代物の車を乗り回していたが、1951年型シボレー・スタイルライン・デラックス・コンバーチブルという車らしい。
とにかくデカくて縦列駐車しようにも入りきらないから、うしろの車に思い切りぶつけて場所をつくっていた。車は実用のためのものと割り切るアメリカならではのおおらかさというべきか。