ジョウビタキ・オスの「負けないぞ」

火曜日朝の善福寺公園は快晴。都心でマイナス気温。空気は冷たく、ときおり強い北風が吹く。

けさもジョウビタキのメス。

すぐそばにアオジ。

ひょっとしてジョウビタキとアオジは仲よし？
しきりに地面にエサがないかとついていたアオジがひょいと遠くを気にした。

ところで、ジョウビタキはオスとメスではかなり見た目が違うが、アオジのオスとメスの違いはどこで見分けるのだろうか？
オスはクチバシの付け根から目にかけて黒っぽい模様が特徴的で、精悍な顔つきだという。
とするとこれはオスか？
今度ジックリ観察してみよう。

公園の離れたところにジョウビタキのオス。
背中を向けて止まっていたので、白い“紋所”がよく分かる。

こっち向いてくれくれないかナーとつぶやいたら、聞こえたのか、ちゃんとこちら向きになってくれた。

以心伝心。

しばらくして池の上の枝に止まる。
強い北風が吹くと、羽毛をヒラヒラさせながらもシッカと脚を踏ん張っていた。
北風なんかに負けないゾ、のジョウビタキ。

1本の木に10数羽のアトリが群がっていた。

やがて食べるのに満足したのか、集団で飛び去っていった。
にぎやかなアトリ。

けさも目の前をカワセミが青い糸を引いて飛んでいった。