善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「私の愛情の対象」

イタリア・プーリア州の赤ワイン「ネプリカ・ロッソ(NEPRICA ROSSO)2015 」
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14世紀のころからトスカーナでワイン造りをしているアンティノリ。
そのアンティノリが1998年にプーリア州で設立したワイナリーがトルマレスカ
トルマレスカとは「海の目の前にある塔」という意味で、その名の通りブドウ畑の前にはエメラルドグリーンの海が広がっているんだとか。
この地域には多くのブドウ品種があり、プリミティーヴォ、ネグロアマーロといった土着品種にカベルネ・ソーヴィニヨンブレンドしたのが「ネプリカ・ロッソ」。
フルーティーで親しみやすい味わい。

ワインの友で観たのは民放のBSで放送していた「私の愛情の対象」という一風変わったタイトルの映画。
1998年のアメリカ映画。原題も「The Object of My Affection」。


ゲイの男性とノーマルな女性との恋というか友情というか仲間愛?を通じ、人間関係のあり方を問う映画。

ニューヨークでソーシャル・ワーカーとして働くニーナ(ジェニファー・アニストン)は、ある日、ゲイの小学校教師ジョージ(ポール・ラッド)と知り合う。ニーナには付き合っている男はいるが結婚したいとは思わず一人住まい。失恋したばかりというジョージを彼女はルームメイトとして受け入れる。お互い恋愛関係に発展することがない、ただの友人として、悩みを打ち明けたり、ダンス教室に通ったりして気楽な日々を過ごしていた。そんな折り、ニーナの妊娠が発覚し・・・。

結末が「なるほど」と思わせる。
主役は男女2人で「ラブ・コメディー」とあるから、普通だったらニーナとジョージは結ばれてハッピーエンドとなるんだろうが、この映画ではそうならない。
見終わってあらためて「私の愛情の対象」という題名を思い出し、そういう生き方もイイネと思うのだった。