いつも小三治はまくらでも笑わせるが、今回も30分ぐらいとりとめのない話をやっていた。
いつもはとりとめのない話でも一応筋の通った話をしてたが、今回は本当にとりとめがなかった。
それでも笑わせてくれるし、聞いててあきないから不思議。
いつもはとりとめのない話でも一応筋の通った話をしてたが、今回は本当にとりとめがなかった。
それでも笑わせてくれるし、聞いててあきないから不思議。
途中、歌を歌い出した。
以前も歌ってたことがあったが、けっこう歌うのが好きらしい。それになかなかいい声をしている。
以前も歌ってたことがあったが、けっこう歌うのが好きらしい。それになかなかいい声をしている。
天(そら)が泣いたら 雨になる
山が泣くときゃ 水が出る
俺が泣いても 何にも出ない
山が泣くときゃ 水が出る
俺が泣いても 何にも出ない
1966年から放送された渥美清主演の連続テレビドラマ「泣いてたまるか」の主題歌で、渥美清自身が歌っている。作詞はドラマの脚本家でもある良池まもる。作曲は木下忠司。
小三治はなぜかときどき、この歌が口をついて出るという。
特に「俺が泣いても何んにもでない」のあたりについて、しきりに感心していた。
小三治はなぜかときどき、この歌が口をついて出るという。
特に「俺が泣いても何んにもでない」のあたりについて、しきりに感心していた。
なるほど、たしかに哲学的な歌といえなくもない。