善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ベニバナトキワマンサクにDNAを見た

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。薄い雲が広がっているが、朝から暑い。

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)が咲いている。
細いヒモ状というか、紙でできたリボンみたいな花弁が特徴的な花。
一緒に歩いていた人は「ヌサみたい」という。ハテ、ヌサって何かと思ったら、漢字で書くと「幣」。神主さんが御祓いのときに使うヒラヒラしたもので、御幣(ごへい)ともいう。
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近づいてよーく見ると、意外な発見。
花弁は咲き始めてから少しずつ伸びてヒモ状になるかと思ったら、蕾から出てきた段階ですでに花弁は長く、丸まっている。つまり、蕾の中に丸く巻かれて畳まれた状態で収納されているのだ。
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それ見て、人間の生命の設計図であるDNAが染色体の中に折り畳まれて収納されている話を思い出した。
ただし、最近の研究で、人間のDNAは規則正しく折り畳まれているのではなく、かなりテキトーに不規則に折り畳まれているらしいが・・・。
それはともかく、長いものは折り畳めば小さくなる、ということを、ベニバナトキワマンサクは知っていてそうやっているのだろう。脱帽。

スオウ(蘇芳)が満開になっていた。
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シダレザクラもちょうど見ごろ。
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さらにナント、フジももうすぐ咲きそうだ。このところのあったかさのせいか?
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しかし、あったかくなってもツグミはまだ北に帰らずエサを探していた。
まだ早い、と思ってるんだろう。
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そういえばキンクロもまだ4羽ぐらい残っている。

3匹のカメが日向ぼっこ。そんなにくっつかなくても、とも思うが、外来種のアカミミガメのようだ。
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こちらもアカミミガメ。
幼体をミドリガメと一般にいわれる。かわいいからというので夜店で買って、大きくなって扱いにくくなって捨てられたのだろうか。
でも太々しく生きている。
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まるでガマみたいな前足の形が立派。