寒さに耐えるためか、
カワセミのおなかがぷっくりしている。
別の場所で。
頭も羽に覆われているはずだが、
丸坊主に見える。
素早く飛び、素早く潜るためか。
目がキラキラと輝いていた。
いよいよ戦闘態勢に入るのか、飛び立つ姿勢。やがてどこかへ消えて行った。
メジロが赤い実に首を伸ばしている。
よーく見ると、画鋲のような目の白目と見えた部分は、白目ではなく白い輪だった。
輪の中に小さな目があり、白目と黒目があった。
敵の目を欺くためか。
器用に首を伸ばして実をつついていた。
けさの雲。何に見える?
鬼笑う。