善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

紅の夢でつくったアップルタルト

秋田県横手市で栽培されている「紅の夢」というリンゴ。
切ってびっくり、果肉が皮と同じように赤く色づいている。
このリンゴ、弘前大学の農場で「紅玉」を使って交配の研究を行っていたところ、偶然、他の種類のりんごの花粉が付き、自然交雑したことによって生まれた品種だという。何の花粉と交雑したのかは未だ解明されておらず、「神様がくれた夢のようなリンゴ」というので命名されたのが「紅の夢」。

たまたま手に入ったので食べてみると、適度に酸味があっておいしい。
しかし、もちろんそのままナマで食べてもおいしいけど料理に使うとさらにうま味がアップするというので、お菓子づくりのプロの腕を持つお嬢さんがいる友人に「これでお菓子をつくってみたら」とおすそ分けしたら、なんとステキなアップルタルトをつくってプレゼントまでしてくれた。
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まず何よりデザインがすばらしい。
リンゴの形にスライスして果肉が皮と同じように赤く色づくこのリンゴの特徴をよく表現している。
食べてみるとこのリンゴ特有の独特の食感が楽しめる。
加熱すると軟らかくなって独特の食感が楽しめるというのだが、まさにそのとおり。
下のクリームも甘さ控えめ。パイみたいな土台部分もおいしい。

新しいリンゴの味を楽しんだ。