きのうのワイン＋「サイレント・ランニング」

フランス・ブルゴーニュの赤ワイン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール（BOURGOGNE PINOT NOIR）2014」。

生産者はラローズ・ド・ドルーアン。名門ドメーヌ・ドルーアン・ラローズの当主フィリップ・ドルーアンの愛娘であるカロリーヌが新たに立ち上げた新世代ネゴシアン・レーベルという。
ブルゴーニュ地方の中でも比較的北側に位置するジュブレ･シャンベルタン村。ナポレオンに愛されたという逸話が残っているほど有名なワイン生産地。そのジュヴレ・シャンベルタンと、隣にある、やはり有名なモレ・サン・ドニ村のブドウのみでつくられたワイン。
柔らかな口当たり。

ワインの友で観たのは、NHKBSで放送していたアメリカ映画「サイレント・ランニング」
ダグラス・トランブル監督、ブルース・ダーン主演で、1972年（日本では1979年）公開。

地球上の植物が絶滅状態となり、わずかに残った木々や生きものたちが宇宙船のドームで育てられていた。ある日、地球から、計画を中止し、ドームを爆破、帰還せよとの指令が届く。
しかし、植物学者のローウェルは植物を絶滅させる指令に耐えられず、反乱を起こし、暗黒の宇宙の中で「サイレント・ランニング（無音潜行）」を続ける…。

ジョーン・バエズの美しい歌声が心に響く。
ベトナム戦争末期のころ。このころ彼女はまだ30歳前後だった。

まだCG技術もなかった時代。カワイイ感じのロボットが映画の中で活躍しているが、どうやって撮影したかというと、ベトナム戦争で負傷して体のかなりの部分を失った俳優が中に入って演じていたという。スゴイ。