善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スペイン・フランスバスクとボルドーの旅⑱

ボルドー滞在2日目は朝からシャトーめぐり。
午前中はメドック地区を回ったあと、午後はサンテミリオン地区へ。
昼食は自由行動というので、ガイドさんにオススメの店を教えてもらう。

L'Envers du Decor(ランヴェール・デュ・デコー)という店。
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テラス席に案内してもらい、まずはビール。
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パンがバケツに入って出てきてびっくり。
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おいしい料理。
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カキもいただきました。
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ワインは赤と白を一杯ずつ。
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食後はサンテミリオンの町歩き。
中世の面影が残る風光明媚な町、サンテミリオンは1999年世界遺産に登録された。
町の名は、8世紀にこの地の洞窟に隠遁した僧侶、聖エミリオ (Saint Emilion) にちなむという。

聖エミリオがこもった洞窟の上に建てられたというモノリス教会。
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洞窟の上にというより、9世紀から12世紀にかけて、聖エミリオの死後に弟子たちによって石灰質の岩盤を掘り抜いて建てられたという。

高台から見た町のながめ。
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モノリス教会の塔が見える。
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ここも一面ブドウ畑だ。
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午後のシャトー見学はサンテミリオン地区のシャトー・フラン・メイン。

18世紀に建てられたシャトーはサンテミリオンの中心からすぐ近く。
1984年に大手保険会社アクサ・ミレジムが購入して改革がなされるが96年にベルギー出身の実業家が取得。2005年にグリエット=マルデレン&エルヴェ・ラヴァイアル夫妻がオーナーとなる。ブドウ品種はメルロが中心。

大きな木の発酵樽。
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このシャトーの特徴は地下の洞窟にあるワインの保管場所(カーブ)。
このあたりは石灰岩の産地で、かつての石切り場だった場所がワインの地下貯蔵庫になっている。
洞窟内は一年中低温に保たれていてワインの熟成に最適なんだとか。
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巨大なワインのビンが鎮座。
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最後は試飲。年代の順に4種類のワインを飲ませてもらった。
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一番古いのは1999年のワインで、まさにヴィンテージ・ワインだった。
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(続く)