善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

スペイン・フランスバスクとボルドーの旅⑭

バイヨンヌ滞在3日目。いよいよバイヨンヌを離れる日。
ホテルで朝食。朝食付きはこのホテルだけだった。
イメージ 1

ホテルのすぐ裏が国鉄バイヨンヌ駅なのでラクチン。
イメージ 2

10時24分発の新幹線TGVボルドーへ向かう。
ホームの掲示。20両編成でわれわれが乗るのは1号車。料金はボルドーまで24ユーロ。
ボルドーのサン・ジャン駅着は12時09分だから、乗ってる時間は1時間45分ほど。
イメージ 3

ホームに列車がやって来た。
イメージ 4

ボルドー・サン・ジャン駅。
イメージ 5

町の外れにあるので、市の中心部には路面電車(トラム)で行く。
イメージ 6

ボルドー市内の移動はトラムが便利だった。
A、B、Cの3つの路線があり、乗り換えればだいたいどこへでも行けた。
めざすホテルはトラムC線のPorte de Bourgogneを降りて、町の中心部、大時計の近くにあるはずだったが・・・。
ここで“事件”発生!
なんとホテルが、ない!?

宿の名前は「Bordeaux Historique」。
せめて看板でも出てると思ったが、住所は間違いないのに何も出てない。ただのアパートのようだ。
イメージ 7

困っていると親切な若い男性が寄ってきて、宿の連絡先に電話をかけてくれた。
「5分したらやってくるよ」というので「メルシー」とお礼を言ってしばし待つ。

すると、自転車に乗ったオジサンがあらわれて、どうやらこの人が管理人?らしい。
そこでようやくコトの次第が判明。
要するに宿といってもホテルなんかではなく、どなたかが住んでるか所有しているアパートの一室を旅行者に貸し出すシステムで、日本でいう“民泊”みたいなものだった。
そのへんのことをよく理解せず日本から予約したもんだから、アレ?ハテ?ホテルがない!?と混乱してしまったのである。

案内されたのは2階の部屋で、なんせ古い建物なのでエレベーターはなく階段をのぼっていく。
イメージ 8

部屋に入ってびっくり。とてもきれいで広々としている。
ベッドルーム。
イメージ 9

広い居間。
イメージ 10

冷蔵庫やオーブン、食器や調理器具もついたキッチン。
イメージ 11

部屋からのながめ。いっときボルドーっ子になった気分。
イメージ 12

バスタブも完備していて部屋自体はホテル以上(何しろ今回の旅ではどの宿もバスタブはなくシャワーだけだった)。
インテリアも趣味がよく、どうやらここの住人は東洋趣味の人と見た。

管理人さんらアパートに入るときの暗証番号を教えてもらい、部屋のカギをもらい、ここに2泊の予定。
荷物をおいてお昼を食べにでかける。
近くのカフェ。
イメージ 13

なかなかおいしい昼食で、ホッと一息つく。
イメージ 14

イメージ 15

このあとボルドー市内探訪に出かける。 

(続く)