善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

公園のラピスラズリ

火曜日朝の善福寺公園は晴れ。風がないと蒸し暑い。

公園に行く途中の民家の壁に小さな虫が張りついていて、朝日に照らされていた。
近づくとカメムシっぽい。
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キマダラカメムシの幼虫のようだ。成虫は体が黒褐色で黄色の斑点があり、それで「黄斑亀虫」だが、幼虫は赤色の斑点。おなかの下のほうに黒いポッチみたいなのがある。
台湾~東南アジア原産だが、このところ関東地方でも急速に分布を広げているという。
頭のほうから見てみると長く伸びた2本の触覚が不気味。
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ラピスラズリのようなクサギの実が顔を出していた。
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葉っぱの裏にチョウかガの幼虫だろうか。カメラを近づけるとしきりに体を振って威嚇しているよう。ナマイキに。
帰って調べたらフクラスズメというガの幼虫だった。
敵の気配を察すると頭部を反らせて激しく体を揺する習性があるというから、まさしくそうだ。
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さっきのキマダラカメムシみたいなのが公園の葉っぱの上にもいた。
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散歩仲間によると、公園にスイフヨウが咲いているというので探す。近所のお寺にはスイフヨウが植えてあるが、公園には普通のフヨウだけでスイフヨウはないと思っていたが、ありました。
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フヨウもスイフヨウも1日花。朝、咲き始めたときは白い花だが、時間が経つにつれて赤くなっていくのを酔っぱらいにたとえて「酔芙蓉」。そばに赤くなってしおれた花があったから間違いない。