火曜日朝の善福寺公園は快晴。雲ひとつない青い空。その分、温度は低め。
けさは上池、下池ともに、カワセミが飛んでいる姿は見たが、すぐに消えていった。
かわってほかの鳥たち。まずはエナガの群れと何度か遭遇。
ヨシの中で鳴いていたウグイスが一瞬だけ姿を見せてくれた。
おとといに続きルリビタキのオス。
林の中から出てきて、しばらく様子をうかがっていた。
やがてまたどこかへ行っちゃった。
カキの実を食べに2羽のメジロがやってきた。
ちょっとつっついてはあたりをキョロキョロ。
つっついてはキョロキョロを繰り返し、忙しい。
食べているときは無防備になるだけに、天敵を警戒しながらの朝の食事。
上のは枝にとまっているが、下のは実に脚をひっかけている。
メジロはツバキの花蜜を吸うときは花びらにとまったりするから、よほど身軽なんだろう。
マユミの実が鈴なりになっていた。
ピンク色の果実はサイコロみたいに四角くふくらみ、熟すと皮が4つに割れて中から真っ赤な種子が顔を出す。
マユミは古事記にも登場していて、万葉集にはマユミを詠んだ歌が12首もあるという。
それだけマユミは古くから親しまれた植物なのだろう。
丈夫ゆえに弓の材料となり、マユミ(檀、真弓)の名もそれに由来していて、古くは枝をそのまま弓にしたのだとか。
また、樹皮は紙の材料にもなったという。
有用であればそれだけ親しみも増すに違いない。