月曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。はじめ雲に覆われていたが、次第に青空が見えてきた。
上池をめぐっていると、マルちゃんらしいオスのカワセミ。
いつもの自分の縄張りにいた。
池をめぐっていると、別のオス。
若いシローくんのようだ。
池の淵の枝の陰からエサをねらうコサギが姿を見せた。
コブシの木の上でウが羽を全開にして乾かしている。
同じように水の中に潜って獲物を獲るカイツブリなどと違って、ウの羽は水が染み込みやすくなっているので、陸に上がるとしょっちゅう羽を乾かさなくてはならない。
水が染み込みやすいということは水に沈みやすいということでもあるので、体の小さなカイツブリと違って、体が大きいウはより水に沈みやすくするために、あえてこういう羽にしているのだろう。
羽を乾かしながら、かゆいところをカイカイ。
首を起用に曲げている。
チラリとこっちを向くと、エメラルドグリーンのお目め。
甘くなったカキを食べにメジロがやってきた。
南方系の鳥は甘いものが大好きというが、メジロも甘くなったカキが大好きで、冬に咲く花ツバキの蜜、早春のウメや春爛漫のサクラの蜜も大好物。
写真ではわかりづらいが、くちばしから出る舌にご注目。
舌の先が細かく枝分かれして筆のようになっている。
メジロはくちばしでつっついて、このブラシ状の舌先で蜜や甘いものをなめとる。
ツルツルした舌だと蜜や甘いものは舌に絡まないが、これだと上手になめとることができるというわけだ。
だからメジロの場合、チューチューではなくペロペロといったほうが正しいかも。
こっちを向いてかわいいポーズ。
たっぷり甘い味を満喫して去っていった。