善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミの平和的共存法

火曜日朝の善福寺公園は曇り。風はさわやかだが、このところ曇り空続きでスカッとした秋晴れとはなってないナーと思ってるうちに、きょうから10月。

 

けさも上池では3羽のカワセミ

テリトリーの広さとしては、棲み分けるのには南北に2羽でちょうどいい広さなのかと思っていたが、3羽でも何とか暮していけると思ったのだろうか。

何しろ3羽は家族だから、ひょっとしてそれで許容しているのか。

譲っていいところは互いに譲ってなるべく争いは避け、平和的な解決により共存の道を探るのがカワセミの流儀なのか。

だったら人間も学びたいところだが。

 

まずはきのうと同じ池の北側にヤエちゃんらしいメスのカワセミ

対岸にはマルちゃんらしいオスのカワセミ

この2羽は今年、つがいとなって2度の子育てを経験した。

池をめぐっていって、南の端にメスのカワセミ

ふだんはヤエちゃんの縄張りなんが、マルちゃんとヤエちゃんの子どものシーナちゃんかな?

 

アサザが群生しているところにカルガモがやってきた。

 

上池を半周して下池に向かう。

ジョロウグモのサイケな模様。

アフリカのお面そっくり に見える。

 

池のほとりには赤トンボ。

アキアカネのオスかな?

 

おなかがパンパンに膨らんだカマキリ。

産卵間近のメスだろうか。

 

コサギが水の中に潜む小さな獲物を盛んにつついていた。

 

アオサギが飛んできて枝にとまった。

重みで枝がユラユラ。

何もこんな細い枝にとまらなくてもいいのに、とは思うが。

 

アザミの花にヒラタアブがやってきた。

 

ふたたび上池に戻ると、中央付近の池の淵にシーナちゃんらしい若いメスのカワセミ

盛んに背伸びしている。

近くに別のカワセミがいて、ニラメッコしてるのか?と見回すが、見当たらない。

もうニラメッコは終わったのか、シーナちゃんは対岸に飛んでいった。

 

さらに池をめぐっていくと、最初に見た池の北側にいたヤエちゃんらしいカワセミが、ちょうどエサをゲットしたところ。

なかなかの大物で、何度も痛めつけては魚を弱らせている。

何度かくわえなおしたりして悪戦苦闘。

ようやく飲み込み始めた。

やがてゴクンと飲み込んで、次のエサをねらっていた。