5月5日こどもの日、金曜日朝の善福寺公園は快晴。初夏の陽気。
コサギがソロリソロリと歩いていた。
スイカズラの花が咲き出した。
まるで示し合わせたみたいに、あちこちで同時に咲いて、あたりに甘い香りが漂っている。
ノイバラもそうだが、初夏に咲く花は甘い匂いが多い。
ナス科のフユサンゴの花。
野菜のナスの花に似た白色の花。
長~い触覚を持つホソオビヒゲナガのオス。
何しろ触覚の長さが体長の3倍以上ある。
ガの仲間で、メタリック色の美しい翅に黄色の細い帯、そして白くて長いヒゲはオスの特徴だ。
構造色なので光沢のある翅の色は光の当たる角度で金色から赤銅色に変わる。
黄色い横線も美しいが、何のためにあるのか?
目立たせるためか、それともオシャレか?
それにしても呆れるのはヒゲ、つまり触覚の長さ。
こんなに長いのはオスだけで、メスはもっと短くて太い。
なぜ長いかといえば、メスの生フェロモンをいち早くキャッチするためといわれるが、何もそこまでしなくても・・・と思うのだが。
でもよく見ると、何としてもメスをゲットしようというオスの決意を感じる。
陽気に誘われて、モンシロチョウがヒラヒラと飛んでいた。
一瞬、葉っぱにとまったところ。
けさの善福寺池のカワセミは、上池では姿がなく(早い時間にせっせとエサを巣まで運んでいたらしい)、下池では、声はしたので飛んではいるようだがやっぱり姿を見せてくれなかった。
帰り道、小さなヘビがニョロニョロしていて思わずキャーッ!
さすがに都会のヘビは慣れているのか、アスファルトの道路を横断してたんだろうか?