善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

お口いっぱいのコゲラ

日曜日朝の善福寺公園は曇り。ときおり薄日もさすが、風が冷たい。

 

タツムリが枝に張りつくようにしていた。

日本にいるカタツムリは右巻きが多いはずだが、善福寺公園左巻き天国だ。

 

ヤマボウシのつぼみがふくらんできた。

初夏の足音。

シラン(紫蘭)が咲いている。

紫色の花を咲かせる野性のラン。

花の咲き方がおもしろい。

春になると地表から芽を出し、葉っぱを広げるとともに長い花茎を伸ばしていく。

花茎の先には花芽がまるまってくっついていて、やがて紫色の花が次々と開いてくる。

 

ギーギーと鳴く声がして見上げると、コゲラがせっせとエサをついばんでいる。

冬の間はコンコンコンと幹や枝をつついて中に潜んでいる虫を探しているが、春になり暖かくなると這い出してきた虫を捕らえているようだ。

それにしてもけさのコゲラは動きが早い。

よく見るとクチバシにたくさんの虫をくわえている。

ははーん、きっと巣で待っているヒナにあげるんだな。

エサをくわえたまま飛び去った。

 

ゴマダラチョウが地面で翅をパタパタさせながらも動かないでいる。

このところの暖かさで飛び回っていたが、けさの寒さでジッとしているのか。

 

枝にとまっていたのはツグミ

春になると北へ帰っていくが、いまだ名残惜しいのかもしれない。

 

テントウムシ見~っけ!

まわりに幼虫がたくさんいた。

けさのカワセミは遠くに1羽がとまっていたが、子育ては順調かな?