善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

おしゃべりしたいエナガ

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。ちょっとだけきのうよりは暖かい。

 

けさもまずは上池の文二らしいオスのカワセミ

 

離れたところには三郎らしいオスのカワセミ

 

下池に向かう途中には、メジロの群れ。

盛んに赤い実をついばんでいる。

 

クチバシでくわえたたところ。

口を大きく開けて飲み込もうとしている。

エサ探しに大忙し、という感じ。

小さい実をたくさん食べないと満足できないのだろう。

 

アオジカップルでやってきていた。

どっちがオスでどっちがメス?

オスはもっと目の当たりが黒っぽいんだけど・・・。

 

オオバンも2羽が仲よくエサをつついていた。

 

エナガの群れが目の高さまでおりてきてくれた。

 

ヨシの中からけさもジョウビタキのメスが姿をあらわした。

 

するとまたまたエナガの群れ。

ほとんど1mぐらいしか離れていない。

小さなお口を開けて、おしゃべゃりしたいのかな?

 

キセキレイが朝日に照らされていた。

水辺を歩きながらエサ探し。

少し離れたところにはハクセキレイもいた。

 

またまたジョウビタキのメス。

さきほどのが飛んできたのかな?

相変わらずまん丸の体をしていた。

 

サンシュユ(山茱萸)のつぼみがほころんできた。

朝鮮半島及び中国を原産とするミズキ科の落葉樹で、1722年(享保7年)に、享保の改革の一環として薬用目的で中国から輸入され、小石川御薬園(現・小石川植物園)に植栽されたものがのちに広まったという。

しかし、「サンシュユ」という名前は実は誤用だという。

サンシュユ」とは本来は、漢方で使うこの植物の薬用部分(果実)を指す生薬名のこと。中国ではこの植物のことを「野春桂」と呼んでいて、「山茱萸サンシュユ)」という名前の植物は中国には存在しないんだとか。

それを知った植物学者の牧野富太郎は、「サンシュユ」は誤用だとして「ハルコガネバナ(春黄金花)」(一名「アキサンゴ(秋珊瑚)」)と改称すべきだと提唱したという。

早春の光を浴びて、木全体が黄金色に輝くので「ハルコガネバナ(春黄金花)」。

いい名前だ。

秋になると、グミのような甘くて赤い実がなるので「「アキサンゴ(秋珊瑚)」。

これもいい名前だ。