善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

野外アート展「トロールの森2022」始まる

3日木曜日、文化の日の朝の善福寺公園は快晴。けさも穏やか。

 

上池にはカワセミの姿はなし。

どこかに隠れているのかな?

対して下池のカワセミはにぎやか。

まずはオスのカワセミ

小四郎か六兵衛か。

 

公園の端の橋の下にはサクラらしいメスのカワセミ

 

さらに池をめぐっていると・・・。

カワセミがエサをゲットしたところ。

さきほどの小四郎か六兵衛か。

 

そしてさらにまた別のカワセミ

クチバシの先がちょっと欠けてる新参者だろうか。

 

いよいよきょうから、善福寺公園の上池を主会場にした国際野外アート展「トロールの森2020」が始まった。

20周年を迎えた今回の展示作品の続き。

戸室太一/オルモット「ドンコロマシーン」

上からどんぐりを投げ入れると、コロコロころがってどこかの口から飛び出てくる。

どこに落ちてくるかな?

 

折戸朗子「樹婦人(きふじん)」

作者は着物を着るようになってから、寸胴体型のものを見ると帯を巻きたくなるようになって、善福寺公園の寸胴の木々を見たら、これはもう、巻いて巻いて巻くしかない!

 

中川彩萠「Orb」

籐でできた球体。

中からのぞくと公園はどんなふうに見えるだろう?

 

栗田昇「水辺のときめき」

流れ落ちる水を受けて鹿威し(ししおどし)がいろんな音を奏でている。

 

小西一さんの「デフラグメンテーション」

きのうはFRPでつくった「手」だったが、けさは公園にある自然素材でつくったという「手」が設置されていた。

握手すると“自然”の手のぬくもり。

 

市川寛「emerge」

上から落ち葉を投げ入れると、どうなるかな?

 

三石玄「さざなみの連なる」

波の形が連なっている。これからどんどん増殖していくらしい。

 

武蔵野美術大学芸術文化学科佐々木ゼミ「まちを象ること」

フィールドワークを通して発見したまちへの11の視点を象(かたど)り、善福寺公園に出現した「骨董通り」。

座って語らうこともできる。

 

柿島静哉「池の栓」

善福寺池に栓があるとは知らなかった。

もしこの栓が抜かれたら、渦巻きとともに水も大地も吸い込まれていって、私たちはいったいどーなるんだろう?