善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

“迷い鳥”のメジロガモ?

金曜日朝の善福寺公園は晴れ。風はないが、相変わらず日陰は寒い。

 

上池に見慣れぬカモを発見。

全身が赤褐色で、頭頂部が盛り上がり、クチバシは長く平べったい。

メジロガモのメスに似ている。

メジロガモはその名の通りオスは目が白いが、メスは黒目。

帰ってネットで調べたら、メジロガモは本来はヨーロッパ東部、西アジアチベットなどで繁殖して北アフリカ、インド北部などで越冬し、滅多に日本に飛来することはないが、ときおり“迷い鳥”としてやてくるという。

日本では1959年12月に千葉県で確認されて以来、本州や四国、九州などで目撃されているという。

早い話が“珍鳥”ということになるのだが・・・。

 

冬の花サザンカが咲いていた。

ツバキよりは早く、晩秋のころから咲き始める。

 

下池では、枝に隠れてオスのカワセミがエサをねらっていた。

小四郎か、六兵衛か?

少し離れたところに別のカワセミのオス。

これも小四郎か、六兵衛か?

ときおり背伸びしたり、上を気にしたりしていた。

 

葉っぱの裏に小さなクモが隠れている。

大きさは数㎜ほど。孵化して間もない子どものクモか。

近づくと脚を縮めてさらに小さくなっていたが、8つの目がちゃんとあった。

越冬の準備中だろうか。

 

そばには、もっと小さなクモ。大きさは3㎜ぐらいしかない。

小さい体で冬を越し、春になって大きくなるのだろうか。

 

ピンク色になったマユミの実が割れて、中から赤い種子が顔を出していた。

 

小鳥の群れが木の高いところをめぐっていた。

シジュウカラエナガはいつも仲よしで一緒にエサ探し。

紅葉を始めたモミジにやってきたエナガが「オハヨー」と朝のごあいさつ。

次々に別の木へと飛んでいった。