水曜日朝の善福寺公園は快晴。けさも朝から暑いが、日陰にいると、ときおり吹く風が心地よい。
葉っぱからぶら下がっているのはハチ?ではなくてガガンボだった。
ベッコウ色をしているのでベッコウガガンボかと思ったが、翅の紋の形からホリカワクシヒゲガガンボのようだ。
オスだと名前の「櫛鬚」のとおり櫛状の触角があるのだが、暗くてよく分からなかった。
上池にはオスのブンジ(B2)くんらしいカワセミ。
木の幹に顔をうずめるようにして樹液を吸っているのは、りっぱな角(大アゴ)を持つカブトムシだった。
薄暗い藪の陰にひっそりとしていたのは、翼のような翅を持つスズメガの仲間だろうか。
黒っぽい体に白い縁取りがあり、何だか妖しい感じ。
けさもコムラサキが樹液を吸っていた。
こうしてみると黒褐色に黄色の模様だが、角度を変えると鮮やかな紫色が浮かび上がる。
構造色のいたずら。
羽化を始めたばかりのセミに遭遇。
アブラゼミだろうか。ちょうど背中が割れたところで、まだほとんど殻に覆われている。
付近を散策して10分後、だいぶ体が出てきた。
ときどき体を震わせるようにして殻から抜け出ようとしている。
30分後、上半身はほとんど出てきた。
50分後、オメメもくっきり。
複眼の間にある3つの個眼もはっきりしてきた。
セミの羽化の時間は個体差があるみたいで、先日見たときは30分ぐらいで羽化を完了させたが、けさのは1時間たってもまだ羽化中だった。
天敵にやられなければいいんだが。
枝の先にとまっているのはニイニイゼミか?
枝の先で何思う?
キマダラカメムシの幼虫がせわしなく移動中だった。
アオモンイトトンボのメスかな?
まるでサーカスの綱渡りのように、上手にロープの上を移動しながらエサをねらうゴイサギ。
何日かぶりかでチョウトンボ。
やっぱりとまってるのは遠いところ。
近寄っても平気なのはセセリチョウ。
シオカラトンボ(オス)とムギワラトンボ(メス)が空中で交尾中。
オグシオならぬムギシオ?
その一瞬をとらえた。
そばではウチワヤンマがお尻を上げるポーズ。
ひょっとしてムギシオに刺激されて、オスを待ってるメスかな?