善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

精いっぱい翅を広げる潔さ

月曜日朝の善福寺公園は快晴。朝から蒸し暑い。日陰に入るとホッとする。

 

けさも、きのうと同じようなところにカワセミ

しかし、きのうはオスのB2くんのようだったが、けさはメスのH子のようだ。

交替制かな?

 

カイツブリが朝日に照らされている。

このところ1羽でいるところしか見ない。

いつも一緒だったもう1羽はどこへ?

池をめぐっていると、遠くの方で2羽が並んでいた。

やっぱり、しっかりとした絆で結ばれているのね。

 

白い糸で装飾した“白帯(はくたい)”の下に、クモが隠れていた。

以前は“隠れ帯”と呼んでいたのを最近は“白帯”と呼んでるらしいが、この場合は明らかに獲物や天敵から見えないようにした“隠れ帯”に見える。

 

葉っぱの上にとまっていたのは変わった形をしたガ。

ツマジロエダシャクのようだ。

前翅と後翅を離してとまることが多いのが特徴で、精いっぱい広げた前翅は、まるでバンザイでもしてるみたいだ。

とまってるときはもっと目立たなくするのがふつうだと思うが、「どうでも好きにしろ!」とばかり、まるで江戸っ子が強がりを見せて大の字になってるような形。その潔さが気に入った。

前翅先端に白紋があるシャクガ、というのでこの名がついた。