仕事で仙台へ。
夏真っ盛りで席はほぼ埋まっていたが、観光客が多く、家族連れも目立つ。隣の隣の席には一人旅の小学校低学年の女の子がいた。
聞いたら盛岡まで行くというが、上野駅から乗って、停車駅は大宮、仙台の次が盛岡で、盛岡駅のホームでおじいちゃん・おばあちゃんが待っていてくれるのだろう。
ところが、定刻より数分遅れての発車で、途中の大宮あたりで急に止まっちゃった。
きのうあたりから山形周辺で大雨が降っていて、山形新幹線はストップしていたが、東北新幹線は平常通りのはずなのに、と思ったら、午前9時48分ごろに起きた最大震度4の地震の影響で安全確認のため全線で運転を見合わせ。
結局、仙台に着いたのは40分ぐらい遅れて12時をまわっていた。
仙台駅構内で昼食。食べたのは天丼。
すごいボリュームに見えるが、浅めの丼なのでそんなにご飯は入ってない。ご飯少なめで天ぷら多めという感じ。
仕事のあと、6日から8日まで仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が開催されるので、ひょっとして七夕飾りが見られるかなとアーケード街に行ってみる。
笹の準備は進んでいたが、残念ながら七夕飾りはこれからのようだった。
かわりに、宮城県生活協同組合連合会が張り出していた時事川柳がおもしろかった。
仙台駅には七夕飾り。
せっかく仙台に来たのだからと夕方、仙台駅近くの割烹・小料理「心づくし いなせ」という店へ。
座ったのはカウンターで、向かいは調理場。
3人の板前さんたちが手際よく動きながら、無駄話なんか一切しないで黙々と働いていて、見ていてほれぼれするほど。
注文を受けると、たとえばヤマイモの料理だったらヤマイモの皮むきから始める。料理のうまさはこういうところにあるのだなと思ってしまった。
ハートランドビールのあとは日本酒。
この日飲んだのは、まずは宮城・美里町の「黄金澤」。
ハートマークの瓶がかわいい。
そのあとは、宮城・石巻市の「日高見」、宮城・村田町の「乾坤一」と宮城県づくし。
もう1つの小鉢はバイ貝の煮つけ。
刺し身盛り合わせ。
マヨネーズなしの和風ポテトサラダ。
何と、マヨネーズの代わりにワサビが入っている。
マッシュしたポテトに細かく刻んだキュウリとニンジン、そしてワサビが練り込んであるのだ。
新しい味の発見。
焼きホヤ。
宮城に来たらホヤを食べなくちゃ。
鶏ツクネ山椒焼。
帰りの電車の時刻になったので、デザートは新幹線の中で食べた「ずんだ餅」。
おいしゅうございました。